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2019.03.17
お知らせ
トーンチャイム合同練習
スプリングコンサートに向けてのトーンチャイム合同練習をしました。今回も大学受験で戻ってきてくれた生徒さんも含めて、2つのグループに分けて練習しました。
曲目はチャイコフスキーのこんぺい糖のおどり、ジョプリンのエンターティナー、アルビノーニのアダージオ、ホルストの組曲「惑星」より木星、ピエトロ・マルカーニの「カバレリア・ルスティカーナ」より間奏曲です。来週の本番に向かって頑張りましょう。
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2019.03.13
音楽コラム
メトードローズ・ピアノ教則本
2022安川加寿子生誕100年記念事業、安川加寿子記念会、楽譜から読み取る第1歩、「メトードローズ」を使っての指導法講座を受講しました。安川加寿子先生は50年を超えるベストセラー「メトードローズピアノ教則本」「ピアノの練習ABC]「ピアノの練習ラジリテ」などを世に送り出した、ピアニスト、ピアノ教育者です。
これらは今もなお、日本のピアノ教育に影響を与え続けています。メトードローズはエルネスト...
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2019.03.11
音楽コラム
ぴあのカフェ2019
加納文子さんのワンコインコンサート「ぴあのカフェ2019」に行ってきました。
加納文子さんはピアノの他にチェンバロ、通奏低音、ルネサンスハープを勉強され、現在はアンサンブル活動を中心とした演奏活動を行っているピアニストです。音楽サロン「アリア」で45分間のアットホームなコンサートでした。
演奏曲目はモーツァルト作曲「幻想曲ニ短調」、ベートーヴェン作曲「アダージョ・カンタービレ」、ショパ...
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2019.03.08
音楽コラム
ノーベル賞受賞者のメッセージ
ノーベル賞を受賞した本庶裕氏のメッセージはとても影響力があります。特に「6つのC]は素晴らしいと思います。「6つのC」が、時代をかける研究には必要だと本庶氏は説かれます。
「C」は英語表記で、Cuniosity(好奇心)、Courage(勇気)、Challenge(挑戦)、Concentration(継続)、Confidence(確信)の頭文字です。これらの「C」を本庶氏は学生時代から追い求...
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2019.03.05
音楽コラム
エラール②
エラールはその後、世界恐慌、第2次世界大戦と大きな時代の波にもまれ、ブレイエルというピアノメーカーと合併をしますが、20世紀半ば、すでに生産を終えてしまい、今は幻のピアノとなってしまいました。
さて、エラールのピアノはこの時代の作曲家にどのような影響を与えたのでしょうか。ベートーヴェンの作品の中で1803年から1816年まではエラールのピアノを使って作曲しています。F1からc6までの5オクタ...
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2019.03.01
音楽コラム
エラール①
エラールはフランスを代表するピアノメーカーでした。創業者のセバスチャン・エラールは1752年生まれで、早くから建築や機械に才能を示し、家具職人からチェンバロメーカーへと職を移します。彼は、そこでメキメキ頭角を表し、師匠の能力を超えてしまい、それゆえクビにされてしまいます。
次の職場も才能ゆえにうまくいきませんでした。その後、パトロンがつき自分の工房を持ち、1777年に最初のピアノを発表しまし...
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2019.02.26
音楽コラム
リュート音楽
リュートは古代エジプト時代に発生し、中世からバロック期にかけて、ヨーロッパで流行した古典的な撥弦楽器です。ギターの祖先のような楽器です。ペルシアのウードが起源とみられています。
共鳴胴とこれについた棹にまたがって平行に弦が張られ、指ではじいて演奏します。胴はマンドリンのように丸く、弦数は12~13世紀には4本でしたが16世紀には古典的な複弦6コースのリュートが完成し、その後付加弦をもつ10~...
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2019.02.23
音楽コラム
世界ピアノ3大名器③
ベヒシュタインは1853年カール・ベヒシュタインによってベルリンで創業されました。創業150年以上の歴史がありますが、1929年世界恐慌で経営打撃を受け、第2次世界大戦で工場が破壊され、設計図や重要な資料などそのほとんどを失いました。
そのような苦難がありましたが、現在はZimmermann(ツィンメルマン)とW.Hoffmann(ホフマン)という2つのピアノメーカーを傘下に収め、「ベヒシュ...
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2019.02.19
音楽コラム
ナポリ楽派
17世紀末から18世紀にかけてナポリを中心におもにオペラで活躍した一連の作曲家のことをいいます。A.スカルラッティ、ペルコレージ、チマローザなどで、彼らはナポリだけでなくヨーロッパ各地でオペラ界の主導的地位を得ました。
彼らは、ベネチア楽派から受け継いでレチタティーボ(オペラ、オラトリオ、カンタータなどでアリアと相反する声楽様式で「叙唱」と言われる。アリアが旋律を主体としたものに対して、「語...
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2019.02.14
音楽コラム
ロココ音楽
ロココということばはフランス語のrocaille(小石や貝殻による装飾のこと)からうまれましたが、美術史では1730~1780年頃のフランスの細かい装飾のあるものをいいます。音楽でも装飾の多いものをロココ風の音楽といいます。
ロココ様式はドイツバロックにみられる壮大で立体的な音楽への反動として生まれました。チェンバロやクラヴィコード全盛期で現在のピアノのように音を長く持続できない為、装飾音符...
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