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2019.01.11
音楽コラム
精霊
四元素をご存知ですか。四元素とは、この世界の物質は、火、空気、水、土の元素から構成されるという概念です。日本では四大元素とよばれ、古代ギリシャ・ローマから19世紀頃までのヨーロッパで支持されました。16世紀になると、医師であり錬金術師でもあるパラケルスが「四大元素それぞれ精霊が宿っている」と唱えました。水の精はオンディーヌ、風の精はシルフ、火の精はサラマンダー、土の精はノームと呼ばれました。
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2019.01.06
音楽コラム
バグパイプ
バグパイプは、空気を入れた風袋(バッグ)を押し出して、リードつきの管を通して音を出す楽器です。パイプで息を吹き込む「吹き込み式」と脇に抱えたふいごを肘で押して空気を送り込む「ふいご式」の2つの奏法があります。
旋律を演奏する主唱管(チャンター)の他に持続音を出す通奏管(ドローン)がつきます。このため演奏時には、主旋律の背景で持続音が鳴り続け、特別な雰囲気を醸し出します。
日本でも有名な...
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2019.01.01
お知らせ
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
なごやかなお正月をお迎えのことと存じます。
皆さまにとって、新しい飛躍の年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。今年も当教室を
どうぞよろしくお願いいたします。
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2018.12.25
お知らせ
年忘れコンサート
青葉ヒルズで8名のの生徒と年忘れコンサートをしました。年末にもかかわらず、多くの方々が参加してくださいました。連弾やソロの演奏をじっくり聴いて、ふじの山、冬景色、故郷、お正月の歌をしっかりと元気よく歌っていただけました。今日の参加者の皆様、お風邪などひかずに、お元気であたたかな新年をお迎えくださいませ。来年も生徒を連れてコンサートをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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2018.12.19
音楽コラム
「エチュードアレグロ」中田喜直作曲
「エチュードアレグロ」は、最後のグリッサンドがかっこよく、華やかで迫力があり、テンボが速くて非常に難しいテクニックを要求する曲です。コンクールの定番曲としても有名です。
この作曲者である中田喜直は、歌曲で「小さい秋みつけた」や「雪の降るまちを」や童謡の「かわいいかくれんぼ」、「めだかのがっこう」など子供から大人まで、多くの人々が口ずさめる作品を作曲しました。
当時は調性をなくしたり、音...
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2018.12.12
音楽コラム
ロッパチ
カワイ町田の勉強会に行ってきました。今年最後の研究会で、12名の参加でした。「ロッパチ」の中の曲を弾きました。これは轟千尋、春畑セロリさんが編曲した連弾曲集です。6手、8手で連弾する曲が集められています。
私は轟千尋編曲、6手の「クラリネットをこわしちゃった」を3人で弾きました。初見だったので少し緊張しましたが、息も合って、軽やかに弾けました。楽しかったです。このような6手、8手連弾は、今後...
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2018.12.09
お知らせ
トーンチャイム合同練習
今日は、クリスマスコンサートに先立って、トーンチャイムの合同練習をしました。2つのグループに分かれて、We W i s h Y o u A Me r r y Chris t m a s、アメージンググレイス、愛のオルゴール、鐘のキャロルを合わせてみました。本番が楽しみですね。音楽かるたもして、盛り上がりました。...
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2018.12.02
音楽コラム
チェンバロ
チェンバロは、16〜18世紀に広く用いられた鍵盤楽器です。打鍵すると鳥の羽軸(鳥類の羽毛の中央を走る太軸)などで作られた爪が金属製の弦をはじいて音を出します。18世紀末以降衰退しましたが、近年は、古楽演奏などで用いられます。
チェンバロ特有の奏法には2つあります。1つは、2段鍵盤で様々な音色に分けることです。2段鍵盤のチェンバロでは、下鍵盤で弾くとf、上鍵盤で弾くとpの響きになります。さらに...
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2018.11.25
音楽コラム
音楽サロン「アリア」
音楽サロン「アリア」で時々レッスンをしています。ここは、横浜市営地下鉄センター南1番出口から徒歩1分のとても便利な立地で、温もりのあるアットホームなレンタル音楽サロンです。
クラシック音楽を対象とした全室防音完備で、SUTAINWAY B211 1975年 ハンブルグ製 が常設されています。サロンの他に、3つのレッスン室があります。
私はレッスンの他に、発表会やコンクールのリハ...
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2018.11.21
音楽コラム
ドビュッシー作曲「版画」より第1曲「塔」
1889年パリ万博でドビュッシーは、ジャワ島のガムラン音楽アンサンブルの演奏を耳にして、初めて東洋音楽に触れることになりました。
東洋の異国情緒に惹かれた結果、15年ほどの歳月をかけて、このような東洋の音楽や風景などを、物まねではなく独自の表現で表すことに成功しました。主題を組み合わせるだけでなく、リズムや和音を組み合わせることで、対位法の新しい概念を生み出しました。
「版画」より第1...
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