ずっと聴いていた憧れの曲を弾くことができたら、仲良しの友達や兄弟でかっこよく連弾ができたら、我が子の素敵な演奏をソファ―に座ってじっくり聴けたら、などピアノにたいしての夢や希望は様々です。一人一人じっくりお話を聞き、その夢や希望を叶える指導をいつも心がけています。
その為に以下の事が特に大切だと考えています。
1楽譜を正しく読む
ピアノの楽譜は他の楽器と違って、大譜表で書かれている為、読譜が非常に難しいと言われています。楽譜は作曲者の目的や考えが書かれている設計図です。これを正しく取り組む力を、ソルフェージュやフォルマシオン・ミュジカル*をうまくレッスンに取り入れて、楽譜と長く楽しく付き合える生徒に育てたいと思っております。
フランスで行われている新しいソルフェージュのことである。従来のソルフェージュは、聴音と新曲視唱が中心であったが、このフォルマシオン・ミュジカルでは、大作曲家の作品を教材にして、聴音、読譜、リズム、音程練習、移調練習、楽曲分析、音楽史などに触れ、音楽家が身につけるべき真の教養を目指す内容となっている。
2耳・聴く力を磨く
良い耳には2種類あります。1つは正しく音を聴き取ることのできる音感の良さのことを言います。正しい音程でメロディやハーモニーを聴き取る能力です。もう1つは音楽の美しさ、素晴らしさを感じ取り表現する感性です。多彩な音色の変化を感じ取れる耳を養うことを目標にしています。
3正しい演奏技術を習得する
演奏をする手と体の使い方、特に大切なのは支えと脱力です。ピアノを弾くための正しい姿勢と良い腕の為の支えと脱力、音を響かせるための腕、しっかりとした指先と音を出した瞬間の脱力を覚えることです。まだまだ勉強中ですが、ロシアン奏法*の研究会に所属しており、ここで学んだことを、レッスンにもとりいれていきたいと思っております。
ロシアンピアノ奏法では、「イメージした音色を生み出せるテクニックを得ることを目的」とする。入門時期に音符や記号から覚えるのではなく、「美しくうたえる一音を1本の指で弾く」ことから始める。人間の体の構造を考慮し、安定している3の指から理想的な手の形と打鍵法を覚える。そして次に2の指、4の指で練習し、1と5は最後に学ぶ。体の合理的な動きに沿った練習方法を積み重ねていき、表情豊かな音色をピアノから引き出す技術を習得する。
この3つのこと基本として、基礎教育を重んじながら、指導していきたいと思っております。
幼児から大人まで生徒1人1のペースやレベルの合わせたオーダーメードのレッスンです。教材もそれに合わせていくつか組み合わせて決めていきます。
人前で発表することで、自信と達成感を味わうことを大切にしています。1年に1度の発表会やステップやコンクール、クリスマスやスプリングコンサート、老人ホームでのコンサートなど様々なイベントを用意しております。
トーンチャイム*という楽器を使ってグループで演奏して教室のイベントで発表したり、懇親会をしたりして、生徒同士の親睦を大切にしています。
アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させる楽器です。大変優しい音色で「天使の鈴のメロディ」とも言われている。それで癒しの楽器といわれ、音楽療法などでも役立っている。
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