1889年パリ万博でドビュッシーは、ジャワ島のガムラン音楽アンサンブルの演奏を耳にして、初めて東洋音楽に触れることになりました。
東洋の異国情緒に惹かれた結果、15年ほどの歳月をかけて、このような東洋の音楽や風景などを、物まねではなく独自の表現で表すことに成功しました。主題を組み合わせるだけでなく、リズムや和音を組み合わせることで、対位法の新しい概念を生み出しました。
「版画」より第1曲「塔」は、東洋風の5音階、鐘の音、いろいろな打楽器の音色などが複雑に絡み合った作品です。
2018.11.21 音楽コラム
1889年パリ万博でドビュッシーは、ジャワ島のガムラン音楽アンサンブルの演奏を耳にして、初めて東洋音楽に触れることになりました。
東洋の異国情緒に惹かれた結果、15年ほどの歳月をかけて、このような東洋の音楽や風景などを、物まねではなく独自の表現で表すことに成功しました。主題を組み合わせるだけでなく、リズムや和音を組み合わせることで、対位法の新しい概念を生み出しました。
「版画」より第1曲「塔」は、東洋風の5音階、鐘の音、いろいろな打楽器の音色などが複雑に絡み合った作品です。
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